せとねの日記

自動車設計者からPythonエンジニアに転向した人のブログ

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ITパスポートの勉強方法

先月、応用情報技術者試験が終わって落ち着いてきたのでまたブログを再開していこうと思います。
情報処理技術者試験が終わったばかりということで今回はITパスポート試験の勉強方法について書いていこうと思います。
ITパスポート試験(略称IP)とは情報処理推進機構が主催する情報技術者試験の中のエントリー的資格でありスキルレベル1にあたります
合格率は平成31年3月度で48.8%、CBT試験を採用しており様々な試験会場で随時試験が行われているため手軽に受けることが可能で四肢択一で100問、試験時間は120分。
全体の6割以上(600/1000点)を得点できれば合格です。
 
私の在学する大学では1年の必修授業でITパスポートを取得するための授業を行っており成績確定日までに資格を取得すれば成績が無条件でSが与えられる制度がありました。成績は毎回の小テストと期末試験の結果で評価されますが資格を取得してしまえばテストが仮に0点であっても最高評価が付くためITパスポートに合格してしまえば良いとろくにテスト勉強もせずにいたところ学期終了まで約1か月というところまで迫ってきておりついに勉強を始めることになりました。
 
試験結果報告に間に合う日程で行われている会場を事前にインターネット申し込みをし2週間前から勉強を開始することにしました。
 
本題の勉強方法は基本的に2つ、参考書を読むことと知識定着を確認するための小テストです。過去問については試験2日前に最終確認のために行った1回分を解いたのみでほぼやっていませんでした。
 
参考書は各単元ごとに3~5回ずつ読み、理解できたと思ったら小テストを行って定着度を測り9割以上得点できれば次の単元へ、取れなければ間違えた箇所を中心に復習し再度小テストといった感じです。小テストには大学の授業で使用したものをそのまま活用していましたが普通の人は参考書や問題集の章末問題を代用すれば大丈夫です。
 
基本これだけの勉強で試験日直前に解いた過去問では800点を取りました。
試験本番では(感覚的に)かなり難し問題に当たり680点と大きく下がりましたが無事に合格することができました。他の学生の話にもあったのですが直前に行った過去問と試験本番では100点程点数が落ちたという話を聞いていたので過去問で700点以上を取れることが試験挑戦への目安になってくるかと思います。
 
試験対策としてよくある過去問をひたすら解かなくて良いのか?という疑問を感じる人は多いと思いますが、意外と広く多様な問題が出題されているITパスポートではしっかり知識の地慣らしをしていく学習方法が確実だと思います。
後輩で2度試験に落ちた学生から学習相談を受けましたがその時もひたすら参考書を読んで知識のベースを養うこととしかアドバイスはしていません。
その後、彼は苦手分野を中心に参考書の読み込みを行う対策をし無事に合格できたようです。
ほとんどの方が基礎的な学習をせずにひたすら過去問を解くという対策をとるかと思いますが付け焼刃の知識では確実に合格を得ることは難しいと思います。正直な話かなり難易度の低い試験なのでそれでも合格することはできますが次のステップに(基本情報や応用情報)進むには厳しいじゃないでしょうか。
 
学習方法のまとめ
 ・各単元ごとに参考書を3〜5回読み込む
 ・各単元ごとの章末問題などで知識定着を確認する
 ・知識定着確認で9割以上取れなかった場合は再度復習
 ・過去問で700点以上取れることを確認する