昔鈴鹿に棲む鬼ありて 里に下りては悪戯の仕放題 旅人、里人、甚だ困窮し一計を案じたり 清州伝来の地酒を五条の河原に置きにたり 鬼これをみてよろこび飲み干し大いに酔う 酔う程にまだまだ飲めるぞと 五条の川も酒なりんかと ふらつく足で水中に落ちたり …
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